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2021年8月6日金曜日

原爆忌 平和を希求する思い世界に

 

原爆忌 平和を希求する思い世界に

 新型コロナウイルス流行の厳しい状況下にあっても、被爆の悲惨な記憶を継承する取り組みは、変わることなく進めていかなければならない。

 広島は6日、長崎は9日、原爆投下から76年を迎える。広島市ではきょう、平和記念式典が開かれ、各国の大使らが参列する。

 平和の祭典である五輪も開催中である。平和への思いが広く共有されるよう、発信に努めたい。

 新型コロナの感染拡大により、広島平和記念資料館の入館者数は昨年度、8割減少した。修学旅行生や海外の観光客が訪問できなくなったためだ。被爆者が体験を直接語り継ぐ機会も激減した。

 読売新聞社と広島大学平和センターが実施したアンケートによると、被爆体験の証言活動をする人の多くが、このままでは核兵器の恐ろしさや非人道性が忘れ去られるという不安を感じている。

 歴史継承の新たなあり方を検討すべきだろう。オンラインでの講演や、証言、展示資料のデジタル化などを進め、多言語で積極的に広めていく工夫が重要になる。

 インターネットを通じてでも、世界中から被爆の実相の一端に触れることができれば、国際的な機運の醸成にもつながろう。

 被爆者は昨年度、約9000人亡くなり、平均年齢は84歳に近い。貴重な証言を、活用可能な形で残しておく意義は大きい。

 オバマ元米大統領が広島を訪問して核廃絶を訴えたのは、5年前である。しかし、核をめぐる世界の状況はむしろ悪化している。

 米露両国は、保有する核弾頭数を減らしたが、実戦配備数は逆に増やした。中国は、弾頭数を増加させ、軍縮協議にも後ろ向きだ。北朝鮮の脅威も高まっている。

 米国の「核の傘」に頼らなければ、日本を含む地域の平和と安全を確保できないのが現状だ。

 今年1月、核兵器の使用などを包括的に禁じる核兵器禁止条約が発効した。しかし、核保有国だけでなく、核の傘に守られている国の多くが参加しなかった。

 日本も、米国による核抑止力の正当性を損なうなどとして加わっていない。条約は、国家間の対立を先鋭化させかねない。

 まずは、核兵器を保有する北朝鮮や、保有が懸念されるイランに核を断念させ、核保有国を含めて建設的な形で軍縮協議を進めることが肝要である。

 そうした現実的な努力を主導することが、唯一の被爆国であり、今も核兵器を保有する国に囲まれている日本の責務と言えよう。

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    核兵器廃絶を訴える「国民平和大行進」広島市に到着

     

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    2021年8月5日木曜日

    やまなし】「2020平和を願う山梨戦争展」へ出展しました

     

    【やまなし】「2020平和を願う山梨戦争展」へ出展しました

    2020年9月 3日

    開催日 2020年8月4日(火)~8日(土)
    会 場 山梨県立図書館 イベントスペース
    来場者数 約500名

    平和を願う山梨戦争展実行委員会主催「2020平和を願う山梨戦争展」へ出展し、期間中はユーコープの平和の取り組みをパネル展示等で紹介しました。

    盛況サイトより

    2021/08/06 被爆76周年 原水禁世界大会〔原水禁国民会議〕(7/31~8/9)8/6:国際シンポジウム(YouTube配信あり)

     

    2021/08/06 被爆76周年 原水禁世界大会〔原水禁国民会議〕(7/31~8/9)8/6:国際シンポジウム(YouTube配信あり)

    案内→http://gensuikin.peace-forum.com/2021/06/12/20210612-76taikai/
    チラシ→http://gensuikin.peace-forum.com/wp-content/uploads/2021/06/cadf8cbd8a45abd51a2be106de514f1f.pdf

    核も戦争もない平和な21世紀に!被爆76周年 原水爆禁止世界大会
    福島大会
    7月31日(土)
    パルセいいざか
    開会行事、分科会

    広島大会
    8月5日(木)~6日(金)
    平和行進~開会行事、分科会、閉会行事
    広島県民文化センターほか

    国際シンポジウム
    8月6日(金)
    YouTube原水禁チャンネルにて配信
    核兵器課題/脱原発・エネルギー政策課題

    長崎大会
    8月8日(日)~9日(月)
    開会行事、分科会、閉会行事~平和行進
    長崎ブリツクホール国際会議場ほか

    主 催:被爆76周年原水爆禁止世界大会実行委員会
        http://gensuikin.peace-forum.com/
    連絡先:〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台3-2-11 連合会館内
        TEL 03-5289-8224 FAX 03-5289-8223

     2021年「被爆76周年原水爆禁止世界大会」を開催します。
     被爆から75年、2020年「被爆75周年原水爆禁止世界大会」は、新型コロナウイルス感染
    症拡大にともない、大会史上初めての完全オンライン開催となりました。

    核禁条約「参加を」71% 全国世論調査

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    2021年8月1日 05時00分 (8月1日 05時01分更新)
     本社加盟の日本世論調査会が実施した「平和」に関する全国郵送世論調査で、今年発効した核兵器禁止条約に日本が「参加するべきだ」と答えた人が71%に上ることが分かった。...

    2021年8月3日火曜日

    レバノン 続く政治空白、遠い復興…経済も大混乱 ベイルート大規模爆発から1年

     

    レバノン 続く政治空白、遠い復興…経済も大混乱 ベイルート大規模爆発から1年

    2021年8月2日 21時00分
     レバノンの首都ベイルートの港で大規模爆発が起きてから、4日で1年を迎える。爆発後の対応を巡り当時の政府は内閣総辞職したが、新政権はいまだ発足せず、政治空白が続く。悪化していた経済は爆発後に危機的状況に陥り、現在は電力供給もままならない。爆発で少なくとも218人の命が失われたが、原因調査は進まず、市民の怒りは事態を打開できない政治家へと向かっている。(ベイルートで、蜘手美鶴、写真も)
    いずれも7月26日、レバノンの首都ベイルートで、保管されていた硝酸アンモニウムが爆発した港の倉庫

    いずれも7月26日、レバノンの首都ベイルートで、保管されていた硝酸アンモニウムが爆発した港の倉庫

    ベイルート大規模爆発 昨年8月4日夕、ベイルート港の倉庫に保管されていた硝酸アンモニウム2754トンの一部が何らかの原因で爆発。首都が広範囲にわたり破壊され、港湾労働者や付近住民ら多数が犠牲となった。化学物質はロシアの貨物船の積み荷で、14年に港湾当局が裁判所の命令を受けて押収したが、その後放置されていた。12月に暫定首相と元閣僚3人が過失罪で起訴された。

    ◆命は助かっても…

     現場から1キロ離れた港を見下ろす大通り。約300メートルにわたって壁に犠牲者約200人の肖像画が描かれ、道行く人を見つめている。地元の芸術家らの作品で、少しほほ笑んだ顔もあれば、静かな表情の顔も。爆発で奪われた命の肖像画だ。
    道路沿いに描かれた犠牲者の肖像画

    道路沿いに描かれた犠牲者の肖像画

     「毎日みんなの顔を見ている。1年たっても街は壊れたままだ。私のけがもまだ治らない」。近くの工事現場で働くワシームさん(44)が、諦めたように笑った。1年前、工事現場周辺に腰掛け、たばこを吸いながらコーヒーを飲んでいた。突然の爆風で吹き飛ばされ、背中と足を負傷。1カ月入院し、今も足が思うように動かない。「治療費がもう払えない。どうすればいいのか」と嘆いた。
     現場の周辺1キロは特に損傷が激しく、現在もビルの窓ガラスは爆風で吹き飛んだまま。骨組みだけが残るような状態で、復興とは程遠い。海沿いのマーミカエル地区にある半壊した工場で、自動車修理を続けるアントワン・スレイマンさん(70)は「がれきの片づけはボランティアがやってくれた。政府は当時も今も何もしてくれない」と憤る。

    ◆無政府状態 経済危機に拍車

     復興が進まない大きな原因の1つは、1年近く続く政治の空白だ。爆発後の対応を巡ってディアブ内閣が総辞職したが、いまだに新政府樹立には至らない。レバノンには18の宗教・宗派が存在するが、各宗派に政治権力を配分する「宗派主義」が弊害となっているためだ。
     これまで2人が首相指名されたが、閣僚ポストなどを巡り宗派間の折り合いが付かず、それぞれが組閣を断念して指名を辞退。7月下旬に、新たにミカティ元首相が新首相に指名されたが、新政府が発足するかは不透明だ。
     現状の暫定政府の状態では経済施策を打ち出すこともできず、長引く政治混乱が経済危機に拍車を掛けている。通貨レバノンポンド(LBP)の対米ドル実勢レートは、経済悪化が始まった2019年秋の1ドル=1500LBP台から、現在は2万LBP前後まで暴落。物価が高騰し、市民生活を圧迫する。慢性的な燃料不足で、首都でも電力供給は1日数時間にとどまる。

    ◆捜査難航 市民に補償もなし

     また、一向に進まない爆発原因の調査も、政治不信に拍車をかけている。爆発した硝酸アンモニウムの保管や搬入経緯を知る元閣僚3人の聞き取りに向けた手続きが難航し、捜査は行き詰まりを見せている。
     誰が何の目的で危険物質を港に持ち込み、なぜ爆発したのかも解明されておらず、いまだ政府から遺族や負傷者への補償もない。資金のない市民は、壊れたままの家に暮らしている。
     はんアラブ紙アッシャルク・アルアウサトのベイルート支局編集長サーエル・アッバス氏は「レバノンの危機的状況の原因は政治腐敗にある。政治家は誰も国民のことを考えておらず、そこが変わらない限りレバノンに未来はない」と指摘する。

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