ガザ最南部ラファで避難民テント急増、衛星画像で明らかに…人道危機の深刻化を裏付け
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パレスチナ自治区ガザ最南部ラファで昨年12月以降、イスラエル軍の攻撃を逃れ、ガザ全域から集まった避難民用のテントが急増したことが読売新聞の衛星画像分析で明らかになった。今年3月上旬までの約3か月間に拡大したテントの設置範囲は6平方キロ・メートル以上に及ぶ。米国などはイスラエルがラファに侵攻すればガザの人道危機が一層深刻化すると警戒感を強めており、実情が裏づけられた。
分析には、米宇宙企業プラネット・ラボ社や欧州宇宙機関がそれぞれ撮影・公開したラファの複数の衛星画像を利用した。

分析の結果、ラファ中心部周辺の農地や道路などの広い範囲に昨年12月上旬からテントとみられるものが密集して並び始めた。本紙通信員によると、避難民が冬場に暖をとるために木を切り倒した場所で、次々とテントが設けられた。今年1月下旬以降は、地中海沿岸の一帯でテントが増えていく様子が確認できた。
イスラエル軍は昨年12月以降、ガザ南部に進軍した。先に大きな被害を受けたガザ市など北部から南部ハンユニスなどへ避難していた住民を含め、多くの避難民がこの時期からラファに殺到したとみられる。








